ウィルグループの
重点課題

中期経営計画で掲げている「働く人をエキスパートにするキャリアパスの”最大化”と”最適化”」を通じ、職のミスマッチ(求められるスキルと持っているスキルのギャップ)を解消していきます。そのためには、当社グループが創業以来大切にしている人的資本を強化していくことが重要です。加えて、世の中から要請されている気候変動への対応や強固なガバナンス体制を構築することも重要です。これらを通じて、当社グループで働くすべての人のWell-beingが向上することにより、企業価値の向上につながると考えています。

Well-beingの向上図

あらゆる活動の総和となる重点課題

Well-beingの向上

あるべき姿

  • 当社グループで働くすべての人がWell-beingである
指標 2023.3 2024.3 2025.3 目標
Well-beingスコア※1 66.5pt 66.4pt 66.0pt あらゆる活動の総和であり、
様々な活動の結果、高まるもの
だと考えているため、具体的な
目標値は設定しない
はたらくWell-being※2
はたらくの体験 50.9% 53.0% 50.2%
はたらくの評価 61.1% 61.0% 59.6%
はたらくの自己決定 57.6% 57.4% 59.2%
  • ※1株式会社ウィルグループおよび国内主要子会社の正社員の数値
  • ※2はたらくWell-beingとは「はたらくことを通して、その人自身が感じる幸せや満足感」

事業における重点課題

職のミスマッチの解消

あるべき姿

  • 一人ひとりに最適な成長プログラムを提供し、専門スキルの獲得を支援できている
  • 働く人のキャリアパスを最大化・最適化し、LTVの最大化を実現できている
指標 2023.3 2024.3 2025.3 目標
正社員派遣数 3,866名 4,946名 5,939名 2023年3月期の2倍以上
無期への転籍数 98名 190名 399名 500名/年
成長支援スコア
正社員派遣 45.9% 52.4% 63.3% 毎年上昇
派遣スタッフ 34.9% 53.4% 51.0% 毎年上昇
平均在籍期間 739.8日 856日 946日 毎年上昇

企業基盤における重点課題

災害レジリエンスの強化

あるべき姿

  • 気候変動による損害を最小限に抑え、事業の早期復旧を可能とする対策の策定と継続的な見直しの運用プロセスを構築できている
指標 2023.3 2024.3 2025.3 目標
BCPの策定 - - BCPの策定・運用
GHG排出量 1,565.2t-CO2 1,482.2t-CO2 1,467.2t-CO2 2020年3月期比20%削減
職場の安全対策スコア 61.3% 86.7% 91.1% 90.0%以上

人的資本の強化

あるべき姿

  • 性別・国籍・障がい・年齢などに捉われず多様な人材が互いに尊重しあい、公平な機会が提供され、一人ひとりが力を発揮できる環境を提供できている
  • 企業文化(DNA)の継承と変革を通じたコアバリューの体現ができている
  • 社員一人ひとりが「会社」・「チーム/仲間」・「仕事」に対する当事者意識をもっている(=エンゲージメントが高い状態)
指標 2023.3 2024.3 2025.3 目標
働きがいスコア 52.9% 57.0% 58.3% 60.0%以上
成長実感スコア 57.8% 63.8% 64.1% 60.0%以上
女性管理職比率 30.4% 30.5% 30.7% 正社員の女性比率と同程度
(2023年3月期の比率:42.1%)
中途管理職比率 77.1% 69.0% 65.3% 正社員の中途社員比率と同程度
(2023年3月期の比率:73.3%)
外国人管理職比率 39.5% 40.2% 37.6% 正社員の外国籍社員比率と同程度
(2023年3月期の比率:24.2%)
障がい者雇用率 2.3% 2.6% 2.6% 法定雇用率以上
女性社員の管理職への
昇格希望割合
24.6% 24.7% 22.7% 36.0%
男女間賃金賃金格差 78.3% 78.3% 76.5% 76.6%
職場の幸せ力
安心安全な風土 71.7% 71.1% 70.9% 前年同月のスコア以上
信頼関係のある
職場の雰囲気
72.3% 72.2% 71.6%
チャレンジを推奨する
雰囲気
72.1% 73.4% 72.5%
職場オススメ度 60.6% 61.6% 61.4%

強固なガバナンス体制の構築

あるべき姿

  • 迅速な意思決定および業務執行に対する監理監督が機能し、経営の透明性と健全性が確保されている
指標 2023.3 2024.3 2025.3 目標
取締役会の実効性の向上 - - - 実効性評価の定期的な実施
社外取締役比率 60.0% 60.0% 60.0% 30.0%以上
女性取締役比率 20.0% 20.0% 20.0% 30.0%以上
経営の執行と監督の分離 - - - 取締役会による監督機能の強化
重大な情報漏洩件数 0件 0件 1件 0件
懲戒解雇に至った
ハラスメントの発生件数
0件 0件 0件 0件
不正件数
(贈収賄・汚職・腐敗・
不正会計)
0件 0件 0件 0件
重篤な労災件数 0件 1件 1件 0件

重点課題の特定および見直しフロー

当社グループはGRIスタンダード、国連グローバル・コンパクト、SDGsなどの国際的なガイドラインを参考に、ステークホルダーへのヒアリングやバリューチェーンマッピングの実施、社会的価値やあるべき姿の検討を通じて、重点課題(マテリアリティ)の特定をいたしました。その後、サステナビリティ委員会での審議や外部有識者からのアドバイスを踏まえ、重点課題を見直しました。今後も、外部環境の変化に伴う社会の課題や期待に応えられるよう、継続して議論を行っていきます。

重点課題(マテリアリティ)の特定および見直しフロー
重点課題(マテリアリティ)の特定および見直しフロー
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