ウィルグループ
人事本部 人材開発部
マネージャー
鳥谷部 大樹
Daiki Toriyabe
Well-beingに生きる仲間の輪を広げる
インタビュー
当時学び始めていた「ポジティブ心理学」からのインスピレーションで企業理念を作ったと話す池田社長(現会長)と意気投合し、ウィルグループとの出会いに必然性を感じました
社会人になるか大学院に進学するか迷っていた時、研究室からきらびやかな六本木ヒルズを見て、就職しようと思いました。
若くして成り上がることが人生の意義や成功だと考えるような風潮のある時代でした。
「ベンチャーに就職しよう。」
それだけで就職先を探している中で偶然ウィルグループと出会い、強烈な存在感を放つ採用リーダーに魅了され、ウィルグループの選考を受け続けました。
最終選考では、当時私が学び始めていた「ポジティブ心理学」からのインスピレーションで企業理念を作ったと話す池田社長(現会長)と意気投合し、この出会いに必然性を感じたことを覚えています。
また、企業に選ばれる立場の自分にもかかわらず、いつも自然体で自分らしくいられた会社がウィルグループ、また、いつも飾ることなく誠実な在り方で向き合ってくれる人ばかりだったのがウィルグループでした。
人と企業理念、これが私がウィルグループに決めた理由です。
経営が掲げた重要テーマである「Well-being」に向けて、
トップからメンバーまで全社スケールで取り組んでいます
ここ何年か、特に力を入れている活動は「ダイアログ(対話)」と「コーチング」です。
私は、「人間関係」や「コミュニケーション」はWell-beingにとても大きな影響を与えるものだと考えていますが、それらは人間関係やコミュニケーションの質をよりよいものにします。
つまり、「ダイアログ for Well-being」「コーチング for Well-being」だと信じています。
最近は、ウィルグループ内で集め続けたデータから統計上有意なかたちでその成果を確認することができました。
ウィルグループで経験するコミュニケーションや人間関係が、多くの社員の喜びになり、社員の可能性を目覚めさせるものであること、さらには世界や未来を素晴らしいものへ変えていく力になること、私はその理想を目指し続けます。
自分がWell-beingに生き、そう生きる仲間を増やしていきたい
私の愛読している本に『後世への最大遺物』という名著があります。
明治期の思想家 内村鑑三の講演録ですが、そこには「後世の人々に遺すべき価値あるものは何か?」という彼の考えが示されています。お金や事業は誰もが思いつく遺すべき価値あるものだろうと言いつつ、彼によれば、「生き方」こそ、最も価値のある遺すべきものなのです。生き方は、後世の人に影響を与えるからです。
私はこれを読んだとき、Well-beingを掲げたこの時代にこそ、これは大切な考えだなと思いました。
私たちがWell-beingな生き方を選択し続けるならば、きっとそれは後世の人にも受け継がれて、その先には人類の持続的な幸せがあることでしょう。そのとき、きっと私は生きていませんが、他者の人生を通じて今持っている志を実現することができると思うのです。だからこそ私は、自分がWell-beingに生き、そう生きる仲間を増やしていきたいと考えています。
可能性を信じ、可能性にオープンである仲間と働けることが、
私にとってのWell-being
2019年、3女にして初めて2か月間の育児休業を取得しました。
乳児といられる時間はあっという間に過ぎ去っていくけれど、長い人生、仕事はいくらでもできる。そう思うと、生まれたばかりの命と過ごすことを何より大切にしたいと思いました。
そのとき「自分にとって大切なことを大切にして生きること」が幸せに生きていくためにはとても大切だと感じました。
また、この育休期間、東京を離れ山梨県の過疎地域に1か月間「お試し移住」もしました。
それが弾みとなって、2020年3月には沖縄県の離島 久米島に家族5人で移住することになりました。島への移住を決めたとき、ウィルグループは私と家族のことを応援してくれました。
前例がないからNG、ではなく、前例がないからこそ可能性を模索することが大切。上司や経営幹部のそんな気持ちが伝わってきました。可能性を信じ、可能性にオープンである仲間と働けることが、私にとってのWell-beingです。