もともと「人の役に立つ仕事がしたい」という漠然とした思いで
父親の背中を追って、かっこいい自衛官を目指していました。

しかし、東日本大震災を機に価値観が変わります。
自衛隊員が本当に必要とされるのは国民が危機に瀕している時だと身をもって体感しました。

自分のやりがいの為に国民の方々の苦難を望むのはなんか違うな、、、と思い改め、日頃から人にポジティブな影響を与えられる民間企業で働くことを決めました。

就職活動は、「誰と働きたいか」を軸として、「会社が潰れたとしても、この仲間とベストを尽くしたなら受け入れられる」と思える会社を探そうと進める中で、ウィルグループと出会いました。

社員が会社のMissionを自分の夢のように語っていたり、対等な人間として尊重してくれる部分が他の会社と決定的に異なっていました。

その結果、「この人達と働いてみたい」と強く思うようになったこと、『個と組織をポジティブに変革する』というMissionに強く共感したこと、年齢に関係なく大きな裁量を持たせてくれる可能性が高いことが決め手となって、ウィルグループへ入社をしました。

ビジネスデザイン本部という部署で、ウィルグループのVisionを実現するための新規事業開発と、起業家人材育成制度の設計・運用を行ってます。

新規事業開発では、事業開発を行うための投資ルールや制度設計などを定める全体戦略設計や、事業開発チームのマネジメントを行いながら、いちメンバーとしても事業開発実務を行っています。

起業家人材育成制度の設計・運用では、新規事業開発のプロセスを通して、不確実性の高い環境でも、本質を見抜き、少ない情報で速く意思決定できる人材を育成していきます。

こうして事業を創る力と、人を育てる力を付けていくことで、新規事業だけでなく既存事業も含めた、会社全体のアップデートさせ、いちはやくVision達成に向けて努力しています。

自分の生まれた日本という国を誇りに思っています。
豊かな自然や文化を有していますが、近年では様々な問題に直面しているのも事実です。

こうした問題に対して、ビジネスとして持続可能な解決策を提供することが、世界のプレイヤーとの均衡を保ちつつ、日本が豊かな国で在り続けるために必要だと考えています。

例えば、「少子高齢化による現役世代への負担増加」という問題に対しても、ストレートに出生数を増やすということは民間事業者である我々は難しいかもしれませんが、ビジネスを通して「日本人の一人当たり所得を２倍にする」ということは実現できるかもしれません。

沢山の頼れる仲間たちと、脳が焼き切れるくらい思考し、可能性のあるものは躊躇わず挑戦し、日本をポジティブに出来る事業を創っていきたいです。

新規事業というと、事業を創るだけのように聞こえるかもしれませんが、私がやろうとしているのは単なる事業開発だけではなく、人材育成も含まれるので組織デザインでもあります。事業と組織をデザインするということは会社、すなわちコーポレートデザインをすることです。

常に「自分が会社をデザインし、その先の社会も変えていくんだ」という気概と自覚をもって現業に取り組んでいます。そして、誰に言われる訳でもなく、そういった当事者意識をもって取り組んでいる仲間にもっとスポットライトが当たる組織にしていきます。

そういった想いに共感してくれる仲間とチャレンジする仕事は最高です。
この想いを実現すること、その同志が増えていくことが私のWell-beingと比例すると思います。